「うけもち」のメニューは基本的に300円均一です。魚介類は店長が築地市場に通い、新鮮なものを厳選して仕入れてきます。
 今朝まで泳いでいた真鯛カンパチなど300円とは思えない鮮度で高級魚が入荷することもあります。
またアジイワシなど「安い」イメージの魚でも活きが良いので臭みがなく、別の種類かと思うような旨さです。


店長自身が築地で仲買人として働いていた経験を生かし、直接仕入れに向かいます。全て自分の目で確かめて買っていきます。大手のようにトラックを乗りつけて大量仕入れをすれば安い刺身を売れるでしょう。でも店長はたった一人。雪駄を履いてペタペタと歩き続ける孤独な闘いです。

新鮮な魚介を300円で提供する、という「うけもち」の方針を守るのはラクではありません。 同じ種類の魚でも、漁獲量や時期によって値段が上下します。海が荒れると市場全体の入荷量が極端に減ることもあります。
冷凍しておけば困らないのですが、魚の冷凍物は買いません。鮮度のよい活〆を買い、味が落ちる前に売りきってしまいます。
そんなこだわりがあるから、マグロがなかったり(生のメジマグロ以外)、売り切れ商品が多発したりします。


「うけもち」では酒類も300円。本格焼酎、冷やの日本酒、サワー類もあります。もっと安く酔っぱらいたい方はホッピーをどうぞ。中(なか。焼酎のおかわり)は100円です。


焼酎300円、セルフサービスのシステムが人気です。これまた赤字ギリギリでやっています。芋・麦・米・そば・泡盛などなど10種類ほど置いてあります。芋焼酎ブームが加熱して原材料不足になったときは困りました。今だになかなか入らない銘柄もあります。酒屋さんと相談しつつ、知名度にこだわらず深い味の焼酎を選びます。

「うけもち」に来たら、まずカウンターにある黒板のメニューを見てください。今日食べられる鮮魚・珍味が並んでいます。上のようなモロモロの理由で多いこともあれば、少ないこともあります。「毎日必ずある」という魚はありません。そのかわり意外なツマミがあるかも。
「たまたまイイのがあったんだよ」と店長はさらりと言うでしょう。
こだわり、ヘタをすればワガママで小さな店を回していきます。
「今日は何があるかな」という感覚で来ていただけると助かります。

黒板メニュー



水道橋 立ち飲み処「うけもち」
東京都千代田区三崎町2-15-2
JR水道橋駅 西口